特に布ナプ初心者の方は一度お読みになってくださいませ。
<ご使用前の注意点>
肌面と吸収体に使用しているオーガニックコットン生地は、無漂白の生地を使用しております。
その為、コットンそのものが持つ油分が含まれておりますので、水をはじきます。
~油分を取り除くため、洗剤(アルカリウォッシュでも良いと思います)を
少し使用しての【予洗い】をお願い致します~
また、無漂白のオーガニックコットン生地(一体型、ハンカチタイプ共に)には、
【そばかす】と呼ばれる、黒い斑点のようなものがありますが、
これは汚れではなく、綿花の「かす」ですので、お洗濯を繰り返すと無くなってきます。
※漂白している生地には、この「そばかす」はありません。天然の証ですね。
<布ナプキンのご使用方法>
【一体型】
交換の際には、布ナプキン本体を全て交換します。
紙ナプキンと同じ感覚で使えますので、布ナプ初心者の方に人気があります。
お肌に当たる側 | ショーツ側から見ます | 無地の起毛生地のフランネル を肌面に向けて、 スナップでショーツに 固定して下さい。 |
【ホルダー&ハンカチタイプ】
交換の際には、吸収生地の「ハンカチタイプ」だけを入れ替えます。
一番上の生地だけ吸収しているようでしたら、畳み直して同じハンカチタイプを使えますし、
一番下の生地まで吸収していましたら、ハンカチタイプ自体を交換してくださいね。
当店のハンカチタイプは、フワフワの起毛側、ツルツルの無起毛側、
2枚仕立ては、さらっとしたワッフル生地など、お好きな面をお肌に当ててお使いくださいませ。
季節に合わせて、使う面を変えても良いですね♪
まず最初に、ハンカチタイプを畳みます。
まずは、基本的な3つ折りです。 左右どちらかを折ります。 | 反対側1/3も畳みます。 (六角形の箇所で吸収します) | 上の生地(六角形)が吸収 したら、左右を入れ替えると 気持ちよく使えます。 |
量が多いときは、お手持ちの ハンカチタオルなどを中に 挟んだり。。。 | 四つ折りにしても、OKですね♪ 吸収力も安心感もUPします! | 畳んだハンカチタイプを、 ホルダーに差し込んで、 ショーツに取り付けます。 |
【持ち運び&収納時のたたみ方】
収納時や持ち運びには、小さく折り畳んで頂けます。
※折り畳んでもサイズタグが見えるところは、和みの風の大きなポイントです♪
ライナー、Sサイズ、Mサイズは、四つ折り。Lサイズと夜用は、三つ折りがお勧めです。
<布ナプキンの交換時間>
今まで使われていた紙ナプキンと同じくらいの時間で交換してください。
慣れて来ますと、意外とモレずに長く使えることが分かりますが、
血液は空気に触れて、長時間経過すると変質しますので、
あまり長時間、同じナプキンでお過ごしにならないことをお勧めいたします。
★ご注意点★
紙ナプキンは吸収が横に広がりますが、布ナプキンは縦(下)方向へ吸収しますので、
見た目では吸収量が分かりかねます。
付けていることを忘れてしまうほど快適な布ナプキンですが、適度な交換は忘れないでください。
どうしても『モレ』が心配な方は→『モレ&ズレが不安な方へ』のページをご覧ください。
<布ナプキンの洗濯方法>
血液は、熱いお湯で固まる性質を持ち、乾くと落ちにくくなりますので、一番の基本は、
【ぬるま湯か水】で【乾かないうちに浸け置き洗い】です。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、コツをつかんで慣れてしまえば、
今まで捨ててしまうだけの汚い(と思っていた)ものだった経血が、
こんなに綺麗なものだったんだ!と驚くと共に、
経血の状態で、体調の変化などにも気付けるようになります。
きっと。自分の身体と向き合い、大切に感じるようになると思いますよ♪
1.洗浄液の用意
→バケツや洗面器(蓋付きがお勧めです)等の容器に、
重曹やアルカリウォッシュを溶かした、水かぬるま湯を用意します。
2.す す ぐ
→使用後の布ナプキンを軽く押し洗いし、血液を適度に押し出し、
肌側の面を下にして、用意したバケツ等に入れます。
※もしご面倒なら、経血を押し出さず、そのままバケツに入れてもOKです。
そして、もしも可能でしたら、お風呂で、シャワーを当てながら押し洗いしますと、
暖かい場所で、楽しく洗えることが出来ます。
1日分の布ナプキンが、とてもすっきり綺麗に落ちますので、お勧めの洗い方です♪
3.浸け置き
→一晩ほどそのままつけ置きます。
使用後の布ナプキンは、上に重ねて浸けて頂いて大丈夫です。
もし、水の汚れがひどくなったり、ナプキンの汚れが落ちない場合は、
溶液を新しくしたり、洗剤の量を濃くしてみてください。
4.洗 濯
→つけ置き後(翌朝)、洗濯機で洗う場合はネットに入れてください。
面倒でない方は、手洗いの方が生地の傷みが少ないと思います。
(私はいつも洗濯機ですが、特に問題有りませんヨ。)
5.干 す
→出来れば、殺菌効果のあるお日様に当てて干すことをお勧めします。
また、生乾きの状態で収納されますと、雑菌等が繁殖してしまう恐れが
ありますので、しっかり乾かしてください。
※なお、巾着ポーチの内布に使用している『撥水加工生地』は、
洗濯を繰り返すと、撥水効果が薄れてきますのでお気を付けください。
(布ナプキンに使用している透湿防水布とは違う生地を使用しています。)
☆お洗濯のご注意点☆
★塩素系漂白剤を使いますと、生地が傷む恐れがありますのでご注意ください。
☆煮沸消毒をされますと、同様に生地を傷めることがありますので、ご注意ください。
★柔軟剤のご使用は、布ナプキンの表面に膜を張ることで
吸水性が悪くなる恐れがありますので、 あまりお勧めしませんが、
どうしてもという方は、吸収性が悪くなることをご承知の上でご使用くださいませ。
<布ナプキンを使う際の注意点(血液感染について)>
とてもからだに良い布ナプキンですが【血液】を触れる機会が増えることで、
注意して頂きたいこともございます。
特に、肝炎や感染症をお持ちの可能性のある女性は、
ご自分の血液が、ご家族の方々に触れることがないよう、ご注意ください。
つけ置き後の布ナプキンも、ご家族とは別にお洗濯されることをお勧めいたします。
もう少し詳しくお話ししますと、『血液媒介性感染症』には、
C型、B型肝炎、HIV、梅毒などがあります。
これらの病気は、ご出産された方ならば、妊娠中に血液検査をされていますので、
医師から何も告げられていなければ、ひとまず安心と思われます。
ただ、ご本人が知らないうちに感染してしまっているケースが、
最近話題にもなっておりますので、よく分からない方、ご心配な方は
お気をつけてお使い頂くようお願いいたします。
また、その様な際には、医師の指導の元、布ナプキンを使われるようにお勧め致します。
ご病気ではない方も、布ナプキンをご姉妹や親子で共用したり、
同じバケツでつけ置きしたりすることは避けましょう。
ショーツだって共用しませんものね?
布ナプキンは、自分専用のものを、自分で洗うことが一番大切です♪
<アルカリウォッシュについて>
商品の詳細は→「アルカリウォッシュ商品ページ」をご覧ください。
こちらでは、洗浄液等の作り方についてお知らせ致します。
★つけ置き洗い洗浄液の作り方★
水2Lに大さじ約1杯くらいの割合でアルカリウォッシュを入れ、溶かします。
★基本のアルカリウォッシュスプレーの作り方(外出時)★
水500mlに、アルカリウォッシュ小さじ1杯(5g)を加え、良く溶かします。
外出時には、スプレー容器に入れて、使用後の布ナプキンにまんべんなく掛けて
(乾燥も防ぎます)濡らしてから、チャック付きのポリ袋等に入れて、
帰宅後につけ置き洗いを行ってください。